Highway of Night (act.5)
マイは今にも泣きそうなツラで胸に手を当てる。
マイ:こんなの、決して大きくわないけど・・・貧乳ぢゃないし・・・。
S15の男は淡々とした態度で言う。
男:あーごめん、ごめん。君の胸わ貧乳ぢゃないよ。充分あるよ。
ここでケイは聞きたかった事を吐く。
ケイ:とこでさー、オメェ誰だ。
男は後頭部に手を当てて相変わらず態度とした態度で自己紹介を始める。
レン:俺、ハヤブサ工業高校の川崎蓮(かわさき れん)っつー奴。一応ここら辺で走り屋やってるよ。
ハヤブサ工業高校とは大手自動車部品会社ハヤブサが経営する高校でオツムはここら辺の一般的な高校よりさえている方だ。
マモル:んで、なんか用あんの?
レン:あ、そーだ。本題忘れてた笑
マイ:一体なにしに・・・。
レン:俺わこの古田高校の浜田圭っつー奴探してるるんだけどよー。
ケイは反応した。
ケイ:あーそれ、俺だわ。
レン:まぢで!?タイミングいいわ。
レンは間を開ける。
レン:明日の早朝、長尾峠でバトルしろ。
マモルとマイは反論した。
マモル:はぁ?調子乗んぢゃねーぞ
マイ:うちら友達の卒業パーティーもあるし暇ぢゃないんだけど。
しかし、ケイ本人の反応はこうだ。
ケイ:朝だろ。朝のうちに終わらせればいいんだろ。
マイ:ケイ!
マモル:明日わ卒業祝いでみんなで遊園地だろ?
ケイ:間に合うからいいよ。
レンは納得した表情を浮かべた。
レン:ぢゃー決まりな。待ってるからな。
そう言い残し、窓を閉め、直6サウンドと共に遥か彼方へと消えた。
ケイ:俺だけでケツ拭くからいいだろ。
マイ:そこまで言うなら・・・
マモル:しゃーねーな、ケイわ。
ーつづくー